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山王神社の初詣
除夜の鐘が聞こえる中、境内周辺道路に長い列

 除夜の鐘が聞こえる時刻に、寒い中次々と参拝客が到着。境内に入る階段どころか、周辺の道路にまで、ぐるりと長い列ができていた。平成23年に入るとともに、緑園3丁目にある山王神社に大勢の地元住民が初詣に詰めかけていた。夜中ということもあり、さすがに子どもは見かけなかったが、家族そろっての人たち。

 境内では、参拝した人たちに境内で搗いたお餅入りのお汁粉、甘酒が振舞われ、皆喜んでそれをいただいていた。お汁粉は0時半には品切れとなっていた。また別のテントではお守り、破魔矢、お御籤などを売っていた。 
初詣の人で長い行列が境内回りの道路に 境内に入る階段もいっぱい 社前
お参り直前 お汁粉、甘酒をどうぞ!

 山王神社での「せいと焼き」は、1月16日(日)15時から。団子、餅持参で集合を呼び掛けていた。お札の納めは当日15時まで。ただし、角松、しめ縄は受け付けないそうです。

 「せいと焼き」は、日本各地で行なわれる小正月(1月15日)の火祭り。お正月に使った門松やしめ縄、お守り、破魔矢、祈願成就した「だるま」などを持ち寄って焼き、その火にあたったり、餅を焼いて食べて無病息災を願うもの。お正月にお迎えした神様をお送りする日本の伝統的な行事。
 呼び方も日本全国さまざまで、「どんどん焼き」、「どんど焼き」、「とんど」、「どんど」、「どんど焼き」、「どんどろ祭り」、「どんだら焼き」、「左義長(さぎちょう)」、「おんべ焼き」、「さいとう焼き」、「ほっけんぎょう」、「三九郎焼き」などがある。